僕が旅した日 第6話
診断結果はまだ出ない。
が...
どうやら一万年前、幽霊界に迷い込んだ生き霊は、僕らしい...。
決め手となったのは、これだ
これを開けるのは、
無の世界に棲むと言われる神。
ホントの正体は、神の秘書で、幽霊界のパート支配人。
神が優等生と判断したもの。
そして、一万年前に迷い込んだ生き霊。
他のものが開けようとしても絶対に開かない。
僕は、興味本意に、これを引っ張り出した。
すると、
文字が金色に光り、ページが開いた。
そこには、一万年前に、ここに来た経緯と、
一万年間の僕の生きた証が記録されていた。
僕の事が書かれた最後のページに
20040710号 優等生
生前名 東 みきの相方 37の息子として
任命する。
と書かれてあった。
そのまま、幽霊とする手続きをするか
の審議にかけられた。
この世の事は、幽霊界には全てお見通し!
〇僕が子供であること
〇みきさんの友達 37の息子であること
〇僕が1万年前にも
生き霊として幽霊界に来たこと
がキーワードで難航し続け...
最終的に
支配人と、みきさんが結論を出すことになった...。
僕はただ、mamaとpapaに逢いたい気持ちでいっぱいだった。
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