僕が旅した日 第3話

支配人「みき!...ちょっと...早く!2秒でこい!2秒で...」

入口から外を伺いながら、みきを呼ぶ支配人

めんどくさそうに、駆け寄るみき
手には、支配人のお気に入りのワインボトル

みき「はい!はい?!なんですか?!...ん?!」

外をのぞき込むみき
息をのみ、
生前、役者で活躍した役者 誠 雅之を呼ぶ

みき「雅之さん!...ちょっと...早く...2秒で来て~...にびょ...う...」

唖然とするみき
幽霊界の 雅之という名のもの 300人が集合した

みき「😅😅😅あっちゃ~...役者 誠 雅之!挙手。.....えー...以下...、解散!」

雅之「はい?!...」

みきのワイングラスと、自分のグラスをもって現れた雅之

支配人のお気に入りの赤ワインを二人で飲み始める

みき「あれって、一葉の息子じゃねぇ?」
雅之「...です...ねぇ」
支配人「そうじゃろ?!...やっぱり...そぉじゃ...ろ...」

2人がワインボトルを飲んでいることに気づく

支配人「って...こっろぉあ~😠何を人のワインボトルあけとんじゃ~」

雅之「お構い無く~」

支配人「お構い無く~じゃないわぃ!!!!!」

みき「あっ、支配人...!猫ネコ、ペルシャ猫は?」

支配人「そんなこと言ってる場合か?!!」
幽霊a「みきさん!はい!」
みき「サンキュー~」
支配人「連れてこんでええわぃ!!」
雅之「支配人!チーズ!」
支配人「やかましい!」
幽霊a「雅之さん...」
支配人「チーズ持ってくんなよ!!」

じっと煌を見つめる3人

みき「...なんで、煌がここに?!」
雅之「なんで.....」

ゆっくり支配人に目を向ける2人

支配人「わし?!わしは、知らんぞ~」

みき「足...あるよね?」
雅之「ある!」

また...支配人に目をやる2人

みき「支配人!聞いてきて!」
雅之「はよぉ~」

嫌な顔を見せながら...服装を整える支配人

雅之「ネクタイしてへんやんけ!」
みき「足短っ!」
雅之「顔悪っ!」

細い目で2人をみる支配人...
支配人「(咳払い)」

胸を張って出ていく支配人

鍵を閉、電気を消し、カーテンを締める2人
支配人「お前らしばーく!!!!!!」

みきと幽霊界の支配人

大切な人をなくすと、哀しい想いで、いっぱい・・・ でも、もし この世の者が、楽しい生活を送れば、送るほど、早く生まれ変われるとしたら(◍˃̶ᗜ˂̶◍)ノ" もし、幽霊界に支配人がいたら・・・?! 親友を亡くし、悲しみを引っ張った17年、 現実と夢と希望を合わせた物語。

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