第14話 一葉、ラジオデビュー
みきと、支配人は、しばらく散策の旅に出た
一葉は、一人、連合vs機動隊として、
ラジオデビューをした
…が、周囲からは、相方、可哀想だったね。代わりにがんばらなね!と言われ続けた
そんな話しばかりで、
みきと作ったネタを…
同情されるばかりで…
笑ってもらう事ができなかった…
言葉にできない感情だった
一葉は、素人に戻った…
かつてから、顔見知りだった漫才師、
ちゃらんぽらん、ショウショウが、
出演するラジオ番組
大阪パワーワイド ちゃらんぽらんの元気持ってこい‼
に、リスナーとして、
ハガキの投稿を始め
何度も読み上げてもらうようになり、何度かラジオに出演した
ラジオの投稿で、ショウショウの昇司のバントの
ライブチケットに当選した一葉
一人で、大阪まで見に行った
そのバントのdancer
アンジ ナミる に惚れた
一葉は、高校に入り…
ナミるに、憧れた一葉は、迷うことなく、未経験にも関わらず
dance部に入部した
danceに没頭した…
時折、ラジオを聞き、
時折、収録現場に行き、素人の立場でラジオに出演した
ラジオに出れる日、
収録の2時間前…じぃちゃんが逝ってしまった
7月7日七夕だった
以来、一葉は、なんとなく、ラジオを聞くのを辞めてしまった
代わりに
部活に没頭し続けている日々
一葉は、新しい世界を見つけた
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