僕らの一瞬の夢~時を越えて素直に生きる~8-3
みき『かずま、一葉の事 好き?』
かずま『うん!ミキハウスより・・・うそ!ミキハウスと同じくらい好き!』
みき『じゃ、一葉の事も話ししよっかぁ』
かずま『うん!聞きたい!!』
真剣な眼差しのかずま
話し始めるみき
みき『一葉の両親は、いつも喧嘩ばっかりしてて、かぁちゃんは、とぉちゃんの暴力や暴言が、原因で、昼と夜が反対の感覚になる病気になったの。
周りの人から一葉は、一葉のかぁちゃん!頭おかしいっていじめられて、
死んだ方がいいんじゃない?
と、言われ続けた事もある!
自分で死のうとした事も・・・
でも、一葉は、負けん気だけは強い!
一葉の口癖は、
「大丈夫!」
だけど・・・
いつも背伸びして、無理してばっかり
自分の幸せより、他人の幸せの事ばかり考えてる・・・一葉は、2度と他人は、頼らない!
甘えない!信じない!そう心に決めてる!
昔の言われた警官の言葉と、対応が、どうしても、許せない!あんな想いをするくらいなら、ひとりでいい!って
怒りも、苦しみも、哀しみも、憎しみも、甘えたい気持ちも・・・全て笑顔で誤魔化してる!と言うより、エネルギーに変えている!!
そんな一葉が私はむっちゃクチャ好きやねん!
そんな一葉と、私がついてるから!
かずまは、もぉ1人じゃない!!』
大きな声で叫ぶかずま
かずま「僕は、世界で2人が一番好きだー!!」
慌ててかずまの口をふさぐみき
みき『かずま!声でかい…しぃーっ!!!!』
笑顔で抱きしめ合う二人
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