僕らの一瞬の夢~時を越えて素直に生きる~7

小児病棟の(昼)
ボランティアで漫才をする みきと一葉
取り囲む子供達

自分の病気の事など すっかり忘れ 爆笑している

少し離れて 椅子に座っているかずま(12)
白血病を抱え、入退院を繰り返している

かずまに声をかけるみき

みき『かずま!面白かった?!』

かずま『うっせー!クソババァ~!』

一葉『かずま!私は?ぉねぇさんやろ?!』

かずま『うっさいねん!妖怪お喋りくそババァ!また来たんかよ!!』

一葉『あのさぁ~ええ加減名前呼んでぇやぁ~
一葉とみき!教えたやろ~!』

かずま『はいはい!一葉とミキハウス』


小ネタを始めるみきと一葉。


一葉『お宅、有名ブランド?!』

みき『そぉなんですよ~!!
ブランドメーカー!ミキハウス!
食べたいものは、ウエハース!
乗ってる車は、ハイエース!って!!
かずま!!!ちょっと!こっちこい!』

笑いに耐えきれず笑ってしまうかずま

すかさず、かずまにツッコミを入れる一葉

一葉『はい~!!かずまの負けー!!
アウトー!!な~んや~かずま、笑えるやん!!』

みき『面白かったら、素直に笑ったらええねん!』




みきと幽霊界の支配人

大切な人をなくすと、哀しい想いで、いっぱい・・・ でも、もし この世の者が、楽しい生活を送れば、送るほど、早く生まれ変われるとしたら(◍˃̶ᗜ˂̶◍)ノ" もし、幽霊界に支配人がいたら・・・?! 親友を亡くし、悲しみを引っ張った17年、 現実と夢と希望を合わせた物語。

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