僕らの一瞬の夢~時を越えて素直に生きる~6

大草原の木陰(昼下がり)
ひとり木陰に座る一葉

後ろから静かに近づくみき

みき『一葉!またここに居たの?!』

一葉『うん!ここに来ると、心が綺麗になる気がする!嫌な事、全部忘れさせてくれる。
それに、ここに来れば、みきと雅也PAPAの顔が浮かぶの!』

みき『そうだよね!私もこの街でここが一番好き!
一葉と出逢ったこの場所が!』

一葉『私!みき!が大好き!ずっと一緒に居たい!みきが輝いてる・・・輝いてるみきに出逢って夢が出来たの!』

みき『夢?!』

一葉『そう!夢!『生きればいいの!』の舞台あるでしょ?!あの舞台に漫才のシーンあるでしょ?!あのシーンの雅之さんの相手の役をやる夢!!
だから、私、漫才師になろうと想うの!!』

みき『えっ!私は、雅之さんのマネージャーの拓磨さんが大好きなの!結婚したいの!これ!私の夢!!』

一葉『んーおもしろい!みき!なんかわかんないけど、理由なんてなんでもいいや~!私!みきと漫才師になりたい!
雅之さんとお仕事出来たら、きっと、みきの夢も叶うよ!』

みき『よし!決まり!!』

一葉『やっぱり!この場所は、特別な場所だね!漫才師が誕生した場所!!』

みき『夢を叶える!夢をくれた場所!!』

一葉『自然っていいなあ~自分の心を素直にしてくれる!』

みき『この草木の香りがまじった風が好き!大好き!』

大の字で寝転がる二人

太陽のひかりと心地いい風が二人を優しく包む

みきと幽霊界の支配人

大切な人をなくすと、哀しい想いで、いっぱい・・・ でも、もし この世の者が、楽しい生活を送れば、送るほど、早く生まれ変われるとしたら(◍˃̶ᗜ˂̶◍)ノ" もし、幽霊界に支配人がいたら・・・?! 親友を亡くし、悲しみを引っ張った17年、 現実と夢と希望を合わせた物語。

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